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「しわ減少」で女心取り込み 資生堂薬用クリーム、ポーラに対抗

2017年04月20日


 資生堂は20日、しわを改善する効果がある薬用クリームを6月21日に発売すると発表した。30年以上にわたる研究の成果を生かし、深いしわに対しても有効な成分「純粋レチノール」を配合、厚生労働省から医薬部外品の認可を得た。加齢によるしわの増加を気にする30代以上の女性を取り込む。

 薬用クリーム「エリクシール・シュペリエル・エンリッチド・リンクルクリームS」(税別店頭想定価格は5800円)は、アンチエイジング(抗加齢)を前面に出したスキンケア化粧品ブランド「エリクシール」から発売する。寝る前などに塗ると、体の細胞内でヒアルロン酸の生成を促進。水分量が増え、皮膚が柔らかくなってしわが減る。

 資生堂がレチノールを9週間試した実験によると、しわの度合いを示す7段階の「シワグレード」で4.75だったしわが、4にまで改善できたという。

 ドラッグストアや総合スーパーなど約1万5000店舗で販売、今年だけで約100万個を売り上げたい考え。今後は女優の石田ゆり子さんらをCMなどに起用し、女性が表情豊かに過ごすことを応援する「表情プロジェクト」を展開、他の化粧品ブランドでもレチノールを配合した商品を投入していく。

 しわの改善効果をうたった商品は、ポーラも薬用美容液「リンクルショット・メディカル・セラム」を1月1日に発売したばかり。同社は肌のしわの原因とされる物質の働きを抑える新成分を発見し、資生堂に先駆けて昨年11月に厚労省から初の認可を取得。初年度に、単一の商品としては同社最大となる100億円の売り上げを目指している。少子高齢化で顧客の平均年齢が上がるなか、有望分野をめぐる競争はますます激しくなりそうだ。