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昼便追加や内容充実で集客増 FIRST AIRLINES VR旅行体験

2017年08月10日

 海外旅行を室内で体験できる仮想現実(VR)施設を運営するFIRST AIRLINES(東京都豊島区)は、〝ツアー〟の回数を増やし、コンテンツを充実することで集客増を図る。現行の夜間に加え、高齢者から要望の多い昼間も施設を運営するほか、外国人観光客向けにコンテンツを開発する。旅行会社などとのタイアップも進め、1年後に利用者の2割増加を目指す。

 FIRST AIRLINESは、実際にトルコ航空で使用されていたファーストクラスのシート8席とビジネスクラス4席をそろえ、映像やVR動画、離陸・着陸に合わせて振動するシートなど、地上にいながらにして搭乗気分を味わえる。

 元ファーストクラスの客室乗務員(CA)による研修を受けたCA役の女性が、機内アナウンスや機内食の提供などを行い、リアリティーを追求した演出が好評だ。昨年12月の運用開始以来、土日祝日はほぼ満席になる盛況ぶりで、延べ約4000人が利用した。1回100分で料金はファーストクラス5980円、ビジネスクラス4980円(いずれもキャンペーン価格)。

 客層で目につくのが高齢者で「若いころ海外旅行をしていたが、体力が落ちていけなくなった」という理由から体験し、リピーターになった人もいる。「仕事が忙しく、旅行にいく暇がない」という働く世代も多い。

 平日は夜間のみ2回、土日祝日は夕方と夜の3回ツアーを実施してきたが「昼便があればもっと気軽に参加できる」という高齢者の声が多く寄せられていることから、今後は学生アルバイトを中心としたCA役の育成を急ぎ、回数を増やす。

 渡航先としてニューヨーク、ローマ、パリ、ハワイの4カ所のコンテンツを用意しているほか、増え続ける外国人観光客獲得に向けて国内旅行のコンテンツ製作も進めている。他に施設を旅行会社のイベントなどにも活用してもらう。

 阿部宏晃代表は「世界に例のない施設であり、わくわくできるサービスを提供している。今後、広告費やタイアップで価格を下げ、より利用しやすくしていきたい」としている。