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次世代半導体 開発を強化  東芝メモリ WDと連携、四日市工場に新拠点

2018年03月09日


 東芝の半導体子会社「東芝メモリ」と協業先の米ウエスタンデジタル(WD)の両幹部が9日、東芝メモリ四日市工場(三重県四日市市)内に3月中旬完成予定の「メモリ開発センター」を視察した。両社は子会社売却をめぐり一時訴訟合戦に発展したが、昨年末の和解後初めて両幹部がそろって公の場に姿を見せた。

 幹部らはこの日、センターの玄関前でがっちりと握手を交わした。成毛康雄・東芝メモリ社長は「WDと手を携えていく」と述べ、WDのシバ・シバラム上級副社長も「(センターは)新しい時代の幕開けだ」と応じた。

 センターは同工場の研究開発部門の職員を集結させ、2000人体制で次世代製品の研究・開発を進める。今後2、3年で約500人増員する。生産を担う第6棟などとセンターを直接廊下でつなぎ、開発効率を上げる。

 成毛氏は韓国サムスンを念頭に「強豪の前を行けるよう開発していく」と意気込みを語った。

 債務超過に陥った東芝は稼ぎ頭の東芝メモリを、米投資ファンド中心の「日米韓連合」に売却を決めた。3月末までの売却完了を目指したが、中国の独禁法審査の承認に時間を要している。成毛氏は「4~6月に承認が出るだろう」と述べ、子会社の売却方針に変更はないとの認識を改めて示した。