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ケアプラン AIで自動作成  パナソニック、ポラリスがタッグ

2018年03月12日


 パナソニックは介護事業を手がけるポラリス(兵庫県)と組み、IoT(モノのインターネット)と人工知能(AI)の先端技術を駆使して要介護者のリハビリなどを含めたケアプランの作成を行う「自立支援介護プラットフォーム」の構築に乗り出した。要介護度の改善を目標とするサービス基盤で、2019年度中の事業化を目指す。

 両社は2月、業務提携契約を締結。数カ月間にわたって行う要介護者対象の実証実験では、IoTを通じて室内の人の動きや体調をセンサーで把握するパナソニックの見守りエアコンなどをポラリスの通所介護(デイサービス)施設と居宅に設置。24時間、生活リズムなどのデータを収集する。また活動量計や、食事・排泄(はいせつ)の頻度などもすべてデータ化する。

 要介護度の改善などで実績を持つポラリスはリハビリなどを提供する。その進捗(しんちょく)と収集データの推移をAIが総合的に分析し、睡眠時間の安定化など要介護度の改善度合いを評価する。

 両社は実証実験を経てAIが最適なケアプランを作成する自立支援プラットフォームを構築する。一人一人状態が異なる要介護者の属性、要介護度などのデータを入力すれば、AIが過去の事例を基に改善につながるようなケアプランを自動作成できるようにする。最終的にはケアマネジャーが監修する。

 厚労省は介護費抑制を念頭に、18年度の介護報酬改定でデイサービスを通じて要介護度の改善を達成した介護事業者に対し報酬を加算する。

 パナソニックなどは要介護度の改善に貢献できるうえインセンティブも得られるとして、19年度以降、介護事業者などへ同プラットフォームの有償利用を働きかけていく。