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大人のアニメファンに照準 玩具各社、細部までこだわる商品開発強化

2018年07月10日


 玩具メーカーが大人のアニメや映画ファンをターゲットに、細部にまでこだわって再現したキャラクターのフィギュアや、変形合体ロボットといった商品の開発を強化している。少子化が進み、子供向けだけでは成長に限界があるためで、国内外にいるファンの取り込みを狙う。

 東京・秋葉原にあるバンダイのショールームでは、アニメ「機動戦士ガンダム」や「美少女戦士セーラームーン」などのフィギュアが人気。角の先をとがらせないなど安全基準が厳しい子供向け商品と比べ、より自由に形や質感を表現しているのが特徴だ。

 インターネット通販限定の商品を実際に手に取って見ることができるのが売りで、店長の大草翔子さん(32)は「子供の頃に欲しくても買えなかった方が、大人になって購入されている。最近は海外の方も増えた」と話す。年間100万人以上が来場するという。

 バンダイは今年2月に、主に完成度を高めた玩具を手掛ける事業を独立させ、新会社を立ち上げた。川口勝社長は「品質にこだわった高価格の商品は、世界でまだまだ伸びる」と強調する。

 一方、タカラトミーは大人も楽しめる商品を扱う専門部署を発足させ、1980年代に人気だった変形合体ロボット「ダイアクロン」を2年前に復活させた。第1弾は1万6200円と高額だったが、発売と同時にほぼ完売し、商品のシリーズ化が決まった。今夏には価格帯を下げた商品も投入し、新たなファンの開拓を目指す。