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カテゴリ:ニュース

変わる遊技産業 日遊協30周年③ いま求められるのは“産業のビジョン”庄司眞ピーアークホールディングス社長に聞く

2019年03月06日

ファンの減少やこれに伴う市場の縮小、規制の強化…。遊技業の発展を目指す業界の横断的組織、日本遊技関連事業協会(日遊協)が発足して30年という節目にあたる中で、遊技産業は大きな苦境に立たされている。業界はこの難局をどう乗り切るのか、次代の遊技とはどういったものなのか。パチンコホール運営会社大手、ピーアークホールディングスの庄司眞(まこと)社長に展望や課題、将来の遊技業の目指すべき姿などについて聞いた。(聞き手は本紙、青山博美)


青山 遊技産業を取り巻く環境は厳しさを増しています。

庄司 かつては3000万人といわれたパチンコファンですが、今では1000万人を下回る水準になっています。その原因としては消費行動の変化が大きいのではないか、と考えられます。パチンコファンに対するアンケートなどによれば、ファンになったきっかけは、先輩や友人などに“連れられてきた”というケースが多い。そうしたファンの広がりが今はとても難しいと感じています。

青山 パチンコホールや遊技機メーカーもファンの開拓に努力してきました。

庄司 消費金額が高くなりすぎてファンがついてこれないからと、その引き下げに取り組んだり、イメージアップを進めたり…。しかしそれらは業界内での話です。折しもデジタル化の進展で多くの情報が瞬時に広まっていきます。ところが、パチンコホールで起きている変化はなかなか社会に伝わりません。安全・安心に向けた取り組みや低料金で遊べること、たばこの煙もないといった現状をどう伝えていくのかは大きな課題です。

青山 そのための活動にも乗り出していますね。

庄司 現状を伝えるためには、実際に店を見ていただくのが早道です。ピーアークではコンビニエンスストアの併設や多目的室『シェアルーム』の開放をしています。これらはパチンコをしない地域の人々が交流する場でもあります。従業員が地域社会とより積極的に交流することも増えました。地域のイベントに今では企画する立場で参加している、というケースもあります。

青山 今後、業界はどこに向かっていくのでしょうか。

庄司 “社会から必要とされる産業”を目指していきたい。そのためにも、業界が目指していく将来の姿、“産業のビジョン”が必要ではないかと思います。アミューズメントはVR(仮想現実)やAR(拡張現実)などの時代に突入していますが、パチンコはそれらが入り込めない世界です。ファンのみならず、より一層より多くの人々と“共感”できる産業、企業の姿を探し求めていきます。(毎週水曜日に掲載)